今日はブログ・アドセンス歴5年の筆者が、Googleアドセンスの基礎知識と合格するためのチップを実体験ベースでご紹介します☆
ブログやアフィリエイトを始めた方が、収益化の方法として最初に辿り着くのが”Googleアドセンス“ではないでしょうか?
今日は、これからブログを始めたい方でも分かるように、Googleアドセンスについて解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- Googleアドセンスの基礎知識
- 筆者がアドセンスに落ち続けていたときの体験談とその原因
- 筆者がアドセンスに受かったときに重要視していたこと
- 一般的に有益と思われることで、やっていなくても問題なかったこと
- アドセンスに合格した後にやったこと
今からアドセンス申請する方はもちろん、これまで何度試しても受からなかった方にも、非常に有益な内容になっています。
Googleアドセンスって?
始めに、Googleアドセンスが何か分からない方のために、アドセンスの基礎知識をご紹介します。
アドセンスは広告の一つ
Googleアドセンス(以下アドセンス)とは、Google社が提供する広告の一つです。
アドセンスを使うことで、自分で立ち上げたウェブサイトやブログなどのメディアで収益化が可能になります。
これは、個人ブロガーやアフィリエイターだけでなく、企業が提供するメディアでも使われることがあります。
一般的に、広告には大きく分けて2種類あるんですね。
① クリック型広告
② アフィリエイト広告
アドセンスはこの内、①のクリック型広告の一種で、クリックされるたびに収益が発生するものです。
アフィリエイト型広告と比べると、単価はとても安いものになりますが、クリックするだけで収益になることは、ブログ初心者には大きなモチベーションになりますよね♪
アドセンスの仕組み
アドセンスは誰でも使えるのですか?仕組みがよく分かりません。
アドセンスを使うためには、私たちメディアオーナーが、Google社に申請を出さなければなりません。
簡単に、アドセンスの仕組みを解説します。
- Googleアドセンスの仕組み
- ① メディア運営者がGoogle社にアドセンス申請する
- ② Googleがメディアを審査する
- ③ 審査に合格したら、メディアに広告を貼る
- ④ メディア閲覧者が広告をクリックする
- ⑤ メディア運営者に収益が発生する
まず、メディア運営者の私たちがすることは、Googleアドセンスに申請することです。
そして、Google社が私たちのメディアを審査し、合格したらメディアに広告を貼って、収益化を始めることができるのです。
アドセンスを申請するために準備すること
アドセンスに申請することは簡単ですが、合格するためにはそれなりの準備が必要です。
ここでは、一般的に言われている、アドセンス合格に必要な条件を挙げておきます。
- メディアの目的(テーマや題材)がはっきりしているか
- そのメディアはオリジナルコンテンツか
- サイトのナビゲーションは分かりやすいか
- アドセンスプログラムポリシーに沿っているか
- 運営者が18歳以上か
あくまで、これらはGoogleから公式に提示されているもので、こちらから確認できます。
もちろん、合格するにはこれだけには留まりませんが、少なくとも上記は最低限守る必要がありますね。
アドセンスの申請方法
アドセンスに申請するためには、Googleでアカウントを作り、アドセンスのサイトにログインします。
もし、アカウント作成がわからない方は、こちらのヘルプページをご覧くださいね。
ここから申請できるのですが、①その中の“site”というページに行き、
② “add site”をクリックして、自分のサイトURLを登録すればOKです。
🔺🔺アドセンスのサイトにログインするとこんな感じになっています。
もっと詳しくは、先日アドセンス申請と合格までの流れを動画にしましたので、こちらをご覧くださいね。
アドセンスに受かるまでの体験談
アドセンスに受かるまでの準備が最も大切な部分になると思いますので、このステップをより詳細に解説していきます♪
動画でも申請状況に関しては触れていますが、ここでは、私がアドセンスに落ちまくっていたときの話も加え、より詳しく解説したいと思います。
アドセンスに落ちたときの状況とその理由
実は私、これまでアドセンスに落ちたことがたくさんありました。
私は2016年〜にもブログ運営をしていたことがあるのですが、そのときは一切アドセンスに合格したことはありませんでした。
当時はWixやワードプレスで作ったサイトだったのですが、SEOというものが何かすら知らなかったんですよ^^;
もちろん、コーディングも分かりませんから、タグの使い分けも分かりませんでした。
その当時、アドセンス合格の条件でできていたことと言えば、この2つだけでした。
● 独自ドメインだったこと
● オリジナルコンテンツだったこと
本当にこれくらいで、それ以外は全く分かっていませんでしたね。
今考える、当時のサイトがアドセンスに受からなかった理由はこちらです。
アドセンスに落ちた理由として考えられること
⭐ 運営者が何者なのかがはっきりしていなかったこと
⭐ 著作権や翻訳権に関する記述が正しくされていなかったこと
⭐ ブログ記事内にHタグを使っていなかったこと
この中でも、2つ目は致命的なミスだったと考えられます。
Google側からは、私のサイトがGoogleアドセンスポリシーに違反しているとみなしていたと思います。
当時、私はとあるマニアックな分野のブログサイトを作っていました。
コンテンツ自体はオリジナルだったのですが、記事内で使用していた文献に関して、使用許可を取っている旨をブログ内で公開していなかったんですね。
当時の記事では、文献の主要箇所を日本語に訳して紹介していましたから、明らかに引用の範囲を超えて、翻訳権侵害にも当たるとみなされていたと思います。
しかし、当然私はその文献の持ち主に使用許可を取っていましたし、文献元のリンクは貼っていましたので、まさかそこまで書く必要などないと思っていました。
もし、使用文献の持ち主から許可をとっている場合は、必ずその旨をメディア内で書くことをおすすめします。
そしてもう一つの大きなミスは、当時の私はHタグ(見出しタグ)の存在を知らなかったこと。
当時は、使い分けが全く分かっていなかったので、見出しは全てH1にしていました。。
これでは、Googleのクローラーが、記事構成を認識できません。
クローラーとは、サイト内を巡回し、記事情報を認識するロボットのことだよ。
Hタグの使い分けとしては、
⭐H1タグ … 記事タイトル
⭐H2タグ … 記事の内容を大きくカテゴリー分けしたときの見出し
⭐H3タグ … H2の内容を更にカテゴリー分けしたときの小見出し
⭐H4タグ … おまけの情報、アフィリエイトやプロモーションなどの小見出し(たまに使う)
そして、このタグの順番も守ります。
例えば、ブログタイトルH1の次はH2ですし、H2のあとはH3です。H4は必ずH3の文章内で使います。
これが正解ではありませんが、私はこのように使用しているので、良かったら参考にしてみてください☆
また、最重要ではなくとも、改善候補として考えておくべき箇所はプロフィールです。
当時はあまり自分のことを公開したくなかったので、詳細なプロフィール欄を作りませんでした。
もちろん、運営者情報が全くないのは悪いこととは分かっていましたが、筆者がどういう肩書があるのかは明記すべきでした。
アドセンス申請時にやっていたこと
そんなこんなで数年過ぎ、色んな方を研究して、最終的にアドセンスに通ったときのお話をしていきます。
アドセンスに初めて受かったのはコロナ後の2020年でした。
このときに意識したことは、以下の6つです。
アドセンスに合格する前に意識していたこと
⭐独自のオリジナリティーがあること
⭐ どの記事にも3クリック以内でアクセスできるようにしたこと
⭐ 使用している文献の許可内容を固定ページに表明したこと
⭐ 問い合わせ欄とプライバシーポリシーの設置したこと
⭐ ブログ記事内のHタグの使わけを明確化して取り入れたこと
⭐ ブログの趣旨と筆者について分かるような固定ページを作ったこと
これだけです♪
当時、2つのメディアを同時に立ち上げたのですが、そのうち一つは収益化はあまり意識していないものでした。
とあるマイナーな分野の成長過程を綴ったアウトプットブログだったのですが、それでもブログの趣旨が明確で、特定のターゲット向けに発信していたので、
一定の層の人たちに有益な内容を目指して作っていたんですね。
メディアの個性も設定し、自分が書いていることが分かるようなメディア作りを意識していました。
また、トップバーにカテゴリーの設置することで、どの記事にも3クリック以内でアクセスできるようにし、
筆者についてや、そのブログの意向や趣旨について明記している固定ページを設置しました。
ブログでもサイトでも、どんな人に有益なメディアなのか?というところは明確にしておくと良いと思います。
そして、記事内のHタグは明確に使い分け、著作権や翻訳権などに触れそうなものは、必ず許可を取っていることを明記しました。
その結果、どちらのメディアも1発合格できました☆
でもこのブログは一回アドセンス落ちたじゃん。
何度も言わないで!それはね、自分のIDじゃないサンプルコードで申請しちゃったからよ。
そんな間違いする人いないでしょ笑
うるさいわね。
*詳しくは動画を見てね!
一般には重要と言われているけど個人的にやっていなかったこと
ここまで詳しく書くと、アドセンスって面倒くさそうだな〜と思うかもしれません。
色んな方の発信を見ていると、他にも様々なルールというか、守ったほうが良いことが書かれていますよね。
実際にアドセンスに通る明確な基準は、グーグル先生にしか分からないので、可能性のありそうな情報収集は大切だと思います。
ただ、一発信者として体験談をシェアすると、巷では重要と噂されていることで、自分のサイトではやっていなかったこともお話しておこうと思います。
アドセンス合格時にやっていなかったこと
⭐ サイトマップの設置
⭐ 頻繁な記事更新
⭐ 10記事以上の投稿
⭐ アフィリエイトリンクの除外
まずサイトマップですが、これは記事数が多い人でなければ必要ないと思います。
個人的には、トップページから3クリック以内で辿り着けないページがなければ良い、と考えています。
私のように記事数が少ない方は、カテゴリー欄の設置と固定ページへのアクセスができるリンクを、トップページの分かりやすいところに設置しておけば、サイトマップはなくても大丈夫だと思います。
また、申請時には10記事から30記事の投稿は必要、という噂も聞きますが、これまで私が申請したメディアは、当時どれも記事数が10記事以下でした。
そして、記事の毎日更新など到底できず、1週間に1記事書いていれば良い方という更新頻度だった中、それでもアドセンスには通っています。
このブログでは、申請時にアフィリエイトリンクは付けていませんでしたが、2020年に申請したメディアはでは、どちらも記事の中にアフィリエイトリンクを使っていましたね。
もちろん、あまりにもアフィリエイトリンクが多いのは良くないと思いますが、特定の記事に常識の範囲内での設置は問題ないように思います。
ご参考までに♪
アドセンスに受かった後にやったこと
最後に、アドセンスに受かった後にやったことを話して終わります♪
ads.txt警告が出たら
人によって、アドセンス合格後にアドセンスのサイトに行ってみると、こんな警告が出ているかもしれません。
これが出ていたら、お使いのレンタルサーバーのファイルマネージャーに行きましょう。
ファイルマネージャー内の、そのメディアのpublic.htmlに、ここからダウンロードしたads.txt ファイルを設置すれば大丈夫です。
申請コードを消そう
またアドセンスに申請したとき、自分のサイトのヘッドタグ内に貼り付けたコードがあると思います。
これはもう使わないコードですので、消してしまって大丈夫です。
消さないと何か大きな問題が起こるわけではないのですが、収益に影響するという噂もありますので、合格後は消すほうが良さそうです。
どちらも、やり方が分からない方は、こちらの動画を参考にしてくださいね。
おわりに
いかがだったでしょうか?
アドセンスはブログ初心者の最初の壁だったりしますよね。
なかなか通らない方も、少し直すだけで明日にでも申請が通るかもしれません。
ぜひ参考にしてくださいね。