今日は、アメリカでこれまで様々な副業に取り組んできた筆者が最も好きな稼ぎ方の一つ、仮想通貨で収入を得る方法を解説します☆
ここ数年で爆発的に知られるようになった仮想通貨。
もともと投資の世界に詳しい方なら知っていても、普段投資に馴染みのない方や初心者の方であれば、仮想通貨ってなに?という方も多いはずです。
ですが仮想通貨を学べば、そんな初心者の方でも副収入を得ることができます。
今日の記事では投資初心者の方向けに、仮想通貨でどのようにして収入を得るのかを解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 仮想通貨でできることやその役割
- 仮想通貨のメリット
- 仮想通貨で収入を得る4つの方法
仮想通貨に興味があるけど、あまり知らないから基礎を学びたいよ、という方に有益な内容になっています。
仮想通貨ってなに?
最近では、仮想通貨に特化したサイトも溢れていて、仮想通貨の定義や起源、仕組みについて、ここで説明するまでもないと思います。
この章では、全くの初心者の方でも分かりやすいように、私たちにとって仮想通貨でできることにを中心にお話ししていきます。
仮想通貨は暗号通貨という呼び名でも知られています。
英語圏ではCrypto Currencyと言われていて、日本語でもそのまま、クリプトやクリプトカレンシーと呼ばれることもあります。
ビットコインは多くの方が耳にしたことのある暗号通貨の一つです。
仮想通貨とは、実物として存在しないデジタル通貨のことです。
仮想通貨の役割
ではそもそもなぜ仮想通貨ができたでしょうか?
実物として存在していないこと以外で、いつも使っている現金とどう違うのかが気になりますよね。
仮想通貨には、このような特徴があります。
仮想通貨の特徴
⭐ 従来の通貨のような仲介役・管理機関(中央集権)が存在しないこと
⭐ 国や政府ではなく、個人が発行している通貨であること
⭐ 価格変動があること
⭐ 従来の通貨のように、両替や送金も可能なこと
⭐ ハッキングのリスクはあること
一言にまとめると、仮想通貨は従来の通貨よりも柔軟に、便利に扱えるお金です。
私たちの使う米ドルや日本円は、各国から発行された”法定通貨”で、これらは中央管理局(日銀、Fedなど)でその価値が保証されています。
これを、中央集権型金融と言います。
しかし、仮想通貨にはそういった仲介役はおらず、いわば私たちユーザーらが価値を作り出すもので、それは非中央集権型金融となり、正式には分散型金融と言います。
そしてお金のやり取りも、銀行などの金融機関を通さず、個々が直接やり取りをする仕組みです。
この仲介役を介さずできるやり取りをPeer to Peer、略してP2Pというんだ。
仮想通貨も従来の通貨と同様、価格変動があり、両替することも送金することも可能です。
仮想通貨は実在しないとはいえ、デジタルウォレットという仮想通貨専用のお財布もあります。
ですがそのウォレットには、デジタル上の盗難、”ハッキングリスク”もあるので、そこは十分注意したいところです。
また、仮想通貨にはたくさんの種類があり、それぞれ何のために作られているのかが違います。
仮想通貨は個人が発行する通貨なので、例えばそれが、特定のゲーム内に使われるものだったり、特定の送金プラットフォームで使用できる通貨として作られているものだったり、
何かのプロジェクトを始めた時になんとなく発行された通貨だったり、目的は様々あります。
仮想通貨の私たちにとってのメリット
では、だいたい仮想通貨について掴めたところで、そもそも仮想通貨は私たちの生活にどんな良さをもたらすのか?が重要ですよね。
仮想通貨のメリットをまとめると、
仮想通貨のメリット
⭐ 送金が早いこと
⭐ お金のやり取り(取引)は24時間365日行えること
⭐ 今後価値が大きく上がることも十分ありえること
⭐ お金を借りることが簡単にできること
⭐ 貸付・預け利子が高いこと
先ほど、仮想通貨には仲介役がいないよ、というお話をしました。
一般に、仲介役となるのは、銀行などの金融機関で、それらは毎日夜は閉まりますし、土日も空いているところは少ないですね。
仮想通貨は仕組み上、個人個人がやり取りをしているわけなので、年中休みなく取引ができるわけです。
送金に関しても、国を跨ごうと、週末に送ってもすぐに届きます。
仮想通貨の最大のメリットは送金が早いことだと思います。
現在は送金手数料がかかりますが、様々な開発がされているので、近い将来無料になる日も来るのではないかなと思っています^^
また、仮想通貨はまだ歴史が新しい将来性を秘めているモノであるため、今後も資産価値が上がる可能性が高い点はメリットになると思います。
資産価値が上がると何が良いの?
仮想通貨を保有している人が、資産価値が上がってから現金に変えると、買ったときよりもたくさんのお金が得られるでしょ?だから仮想通貨に投資している人にとってすごく良いことなの。
既に、大手企業で支払いにビットコインを採用したり、銀行でもビットコインを取り扱うようになったりしています。
最近では、エルサルバドルでビットコインが法定通貨になったことも話題になりましたよね。
もちろん、仮想通貨はビットコインだけではありませんので、将来性の高い通貨を保有しておくことは、今後大きな利益を生むかもしれません。
また、仮想通貨は中央集権がないので、お金の貸し借りがより容易くできます。
個人が銀行になるように、他人に仮想通貨を貸すことができる仕組み(アプリ)をDeFiと言います。
最近では、このDeFiを採用したプラットフォームが多数あり、そこで仮想通貨の貸し借りが簡単にできるのです。
このDeFiのプラットフォームのことを、DEX(分散型取引所)と言うよ!
もちろん、そこでの盗難も無きにしもあらず、といったリスクはあります。しかしその分、貸付利子や預け利子は高いです。
仮想通貨で収入を得る4つの方法
では、私たちにが仮想通貨で、具体的にどのような方法で稼ぐことができるのかを見ていきましょう。
① 長期投資で稼ぐ
まず1つ目は、仮想通貨を長期投資することです。
仮想通貨のメリットの③でお話したように、仮想通貨は今後も大きく将来性が期待される分野です。
長期投資で稼ぐというのは、長期的に投資したものの価値が大きくなることで、そのキャピタルゲインを得ることです。
投資と聞くと、大金を持っているお金持ちしかできない、と思われがちですが、アメリカでは少額から投資ができるのです。
現在の価格は、1ビットコイン=5万ドルくらいしますから、このままの価格でしか取引ができなければ、資金力の小さな一般人には、なかなか手が届かない価格ですよね^^;
米国にも仮想通貨の取引所はたくさんあり、メジャーなところではCoinbaseやGemini。
取引所によって、取り扱っている仮想通貨が違うよ!
もちろん、仮想通貨なら何でも投資対象になる、というわけではありません。
その仮想通貨一つ一つを調べて、将来性がある仮想通貨なのかを考えて投資する必要はあります。
ただ、長期的に保有する方法は、一番リスクが低くて、誰にでもできる方法なので、個人的に最もオススメの方法です。
長期投資の特徴
⭐ 少額でも誰でも簡単に始められる
⭐ 最もリスクが少ない投資方法
② 独自でマイニングを行う
マイニングと聞くと、金鉱山でのマイニングを思い浮かべますが、これは仮想通貨をマイニングする方法です。
仮想通貨はデジタル上での通貨なので、その作られ方も特殊です。
専用の装置があれば、自分で家でマイニングすることも可能なものです。
初心者の方には難易度が高いですが、マイニングの知識のある方や、機械系に詳しい方なら挑戦してみても良いかもしれません。
ただし、初期費用が数万ドルと、それなりに掛かることや電気代が普段より高くなるので、その辺りは事前に調べておいた方が良いですね。
マイニングの特徴
⭐ 自分で通貨を生産できる
⭐ 初期投資や維持費が高い
⭐ ある程度知識がないと行えない
③ 短期トレードで稼ぐ
3つ目は短期トレードで稼ぐ方法です。トレードは先程の長期投資とは全く違います。
トレードとは、短期的な値動きを見て、レバレッジを使いながらその値幅を利益(損失)とするもので、FXではよく取引される方法です。
仮想通貨はボラティリティー(価格変動幅)が大きく、更にレバレッジを使うわけなのでリスクが高く、トレード初心者にはオススメはしない商品です。
ただし、既にトレードの知識が他である方なら、仮想通貨は大きな利益が取りやすいので、一つの取引対象には良いと思います。
アメリカでの仮想通貨トレードは、州によってできない州もあり、取引所も限定的です。
ニューヨークやハワイは厳しい州として知られていますが、詳しくはそれぞれの取引所のサイトで確認してみて下さい。
アメリカで仮想通貨短期トレードができる取引所としては、Binance US、Kraken、CoinbasePro、Webullなどがあります。
短期トレードの特徴
⭐ 短期的な値動きだけを見て取引する
⭐ トレードの知識が必須
⭐ 住んでいる州によっては行えないところもある
⭐ ハイリスクハイリターン
⭐ 初心者には最も不向き
④ 利子で稼ぐ
最後は仮想通貨で利子を稼ぐ方法です。
これは先程の仮想通貨のメリット⑤に該当します。
仮想通貨で利子を得る方法は、LendingとStakingの2種類があります。
この2つは、どちらも仮想通貨を預けることで利息を得る事です。
簡単に違いを説明すると、Lending(レンディング)はどこかに自分の仮想通貨を貸すことで利息をもらうことです。
これは厳密には、仮想通貨を預けることで、取引所に流動性を与えてくれたことの対価として金利がもらえる、という仕組みです。
流動性とは通貨の流れのことです。
取引所のお金が多ければ多いほど、貸す力が増えて、より多くの人にサービスを提供できるので、流動性は高いほうが良いのです。
Staking(ステーキング)は、仮想通貨の技術(ブロックチェーン)をサポートするために、自分の通貨を投資することで利息がもらえる仕組みです。
基本的にどの州でもできるのですが、取引所によって州規定が違う点は注意しましょう。
ステーキングができる取引所で有名なのはBinance USですね。
最近ではStakedのような、ステーキングに特化したプラットフォームもできてきました。
レンディングができる取引所は、BlockFi、Celsius、Geminiなどがあります。
あとは、スワップ取引所でもレンディングができます。
最近では、スワップという言葉も頻繁に聞きますね。
スワップとは、とある仮想通貨と他の仮想通貨を両替することです。
スワップができる取引所でいうと、例えばバイナンスUS、Compund、AAVE、Uniswapなどがそうですね。
利子で稼ぐことに関して、最も心配な点はリスクが高いことですが、誰でも簡単に始められるものでもあるので、余剰資金の運用先の一つとしてはおすすめできる方法です。
利子収入の特徴
⭐ 仮想通貨を預けるだけで毎日利子がもらえる
⭐ スキルが不要で簡単に行える
⭐ プラットフォームによって手数料や最低利用額が設けられている
⭐ 預けたお金は保証されていないので最悪全てなくなるリスクがある
スワップ取引所のメリットとは?
最後に補足ですが、私が仮想通貨を調べていたときに、スワップとレンディングの違いがよく分からなかったんですよ。
先ほど、スワップ取引所でもレンディングができると言いましたが、スワップ取引所にはそれ以外のメリットもあります。
① 一般的な仮想通貨取引所では購入できない種類の通貨が買えること
② スワップにより報酬を稼ぐことができること
スワップができる取引所の中で、バイナンスUSがあります。
ここはSwap Farmingというものを行っており、特定の通貨ペアをスワップすると報酬がもらえる仕組みもあります。
これは、特に流動性が低い通貨ペアを救うために行っているもので、このSwap Farmingでお金を稼ぐこともできます。
おわりに
仮想通貨はまだ新しい分野なので、もちろんリスクは付き物です。ですが、余った資金の運用先という意味では、仮想通貨はとても良い候補の一つだと思います。
ぜひ参考になれば嬉しいです。
今後はもっと具体的に、私が使っている取引所なども解説していきます。